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参議院選挙 アベノミクス=経済政策だけでなく、安全保障法制、憲法改正も大重要テーマです!

参議院選挙 アベノミクス=経済政策だけでなく、安全保障法制、憲法改正も大重要テーマです!

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日本の大きなターニングポイントとなるかもしれない今度の参議院選挙。各政党も党首が第一声を昨日あげましたが、

民進党の岡田代表はなんと甲府で第一声!それだけ山梨選挙区を重視しているかが分かります。

ところで、安倍首相は、第一声も相変わらず今回の参議院選挙はアベノミクスが最大のテーマだと言って、経済のことしか発言しませんでした。

しかし、この間のアベノミクスの成果として、雇用を増やしたと自慢していますが実は正規雇用が減って増えたのは非正規のみ、勤労者の賃金も安倍政権になって

減り続け、消費支出も低調です。しかし、一方で大企業は600兆円にも及ぶ内部留保を蓄え、一部の大金持ちも株などの金融商品で資産を増やしています。

賃金や年金を減らし格差を拡大させ、国民の大多数の中間層は崩壊し、貧困層がじわじわと増えてきています。特にこれからの日本を支える若者の将来には「生きづらさ」も広がっています。

ですから、「アベノミクス」は道半ばではなく、失敗なのです。そういう面から審判を下したいものです。

しかし、今回の参議院選挙の争点は、アベノミクスだけではありません。

日本の安全保障や平和の問題、憲法の改正も大問題です。この数年の選挙では安倍首相は国の安全をどうするか、まともな政策を提起せず、あえて触れず、多数派をとった途端に、秘密保護法を通し、

集団的自衛権を閣議決定し、そして海外派兵で武力行使を可能にした安全保障関連法制を強行採決しました。そして今度は憲法改正に強い意欲を示しながらハッキリと選挙で審判を受けようとせず、

むしろ争点隠しに必死になっています。

それこそ、国の安全をどういう形で図るのか?まさしく国民的議論にかけ、方向性を決めていくべきです。それをしないで政権の決めることだと、国会をも軽視する姿勢は厳しく問われるべきではないでしょうか。

大事な問題を隠して都合のいいことだけで国民の支持を得ようとする、こんな安倍首相は、ホント、退陣してもらうしかありません。

公明党の党首も、社会の安定性が大事であり、それを野党が壊そうとしている、と主張しましたが、まさしく今の自公政権が社会の安定制を壊している張本人です。

社会の安定性と普通のくらしができる社会を取り戻すため、自公政権の交代が必要です。

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